SS《日常》 楓「ばしゅ…」P「?」
楓「バスガス爆発ばくっ…バスばすっ…」
P(早口言葉だろうか…?)
楓「…」シュン
P(可愛い…)
P「高垣さん、どうされました?」
楓「あら?こんにちは、プロデューサー♪」
P「もう夜ですこんばんは。早口言葉の練習ですか?」
楓「ええ、瑞樹さんに教えていただいたんです。
『これが言えれば楓ちゃんもぴっちぴちのアナウンサー合格よっ!!』って」
P(単に川島さんにからかわれている様な気がするのですが…)
楓「でもこれが中々難しくて…この悩みを吹っとばす方法知りませんか?ふふっ♪」
P 「なるほど…」
楓「むぅ、スルーするーのはめっです」プンプン
P(…可愛い)
P「コホン、つまり『バスガス爆発』という早口言葉を上手く言えるようになりたいと。」
楓「その通りです。P、助けて下さい。」
P「検討中です…」
楓「このままではぴっちぴちのアナウンサーになれません」
P「それは別によろしいのでは」
P「ですが分かりました。その悩みを吹き飛ばす方法をお教えしましょう。」
楓「あら♪素敵なだじゃれ♪」
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P「実はイントネーションがカギになってくるのです。」
楓「イントネーション?」
P「ええ。例えば『きゃりー○みゅぱ○ゅ』もとても言いづらくはありますが、某国民的アニメの猫型ロボットの自己紹介風イントネーションを変えれば噛まずに言うことが出来ます。」
楓「きゃり~は○みゅは○みゅ~♪あら、確かに」
P「絶妙な所を伏せ字にしましたね…。
さて話を戻しまして、そして今回の『バスガス爆発』もイントネーションを変えればスラスラ言えるようになりm
楓「『バスが酢爆発』と言えばいいんですねP?」
P「!?」
P「こうも容易く答えを当てられるとは流石です…。高垣さんの仰る通りです。ガスの“す”を強調してみると簡単に言えるようになります。」
楓「バスが酢爆発、バスが酢爆発…確かにこれならスラスラ言えますね♪」
P「お気に召していただけたでしょうか?」
楓「ええ勿論。これで私も明日からぴっちぴちです。」
P「だいぶ引っ張ってきますねぴっちぴち」
楓「酢は美容にいいですし」
P「そう落と“酢”のですか…」
楓「あら♪素敵なだじゃれ♪」
end